複数の国での販売
越境Shoppingがうまくいかない原因は、広告そのものとは無関係な細部にあります。通貨が違う価格、実際と合わない配送料、言語が違うランディングページ。そのほとんどはフィードの作業で解決できます。
アカウントは1つか、複数か
1つのMerchant Centerで複数の国に対応でき、ほとんどの事業者にとってはそれが最適です。アカウントを分けるべきなのは、市場ごとに取り扱い商品が本当に異なる場合、市場ごとに担当チームが分かれている場合、そしてその市場に専用のドメインと認証が必要な場合です。単に国が複数あるというだけで分割してはいけません。
CSSはアカウントを分ける理由にはなりません。1つの関連付けで、広告を配信する対象国すべてがカバーされます。すでに複数のMerchant Centerを運用している場合も、それぞれ同じ方法で関連付ければ問題ありません。
市場ごとに正しく設定すべき項目
- 通貨。フィードの価格は対象国の通貨で表記し、その国の購入者が目にするランディングページの価格と一致している必要があります。
- 税。欧州では、価格に配送先の税率のVATを含めることが求められます。税率の異なる市場に対してVAT込みの単一価格を設定すると、いずれ不一致が発生します。
- 配送。国ごとに設定し、内容が正確であること。越境配送の送料は、複数国を扱うアカウントで不承認が発生する最も多い原因です。
- 言語。商品データとランディングページは対象国の言語で用意します。ドイツ向けのフィードに英語のタイトルが並んでいれば、不承認になる以前に成果が伸びません。
- 在庫状況。すべての商品をすべての国に発送しているわけではない場合は、市場ごとに実態に即して設定します。
拡張に耐えるフィード構成
うまく機能するのは、単一の情報源をもとに国別または言語別のメインフィードを用意し、市場ごとの上書き内容を補助フィードで持たせる構成です。市場ごとに独立した完全なフィードを維持する方法は、最初のカタログ変更が発生するまでは機能しますが、そこで破綻します。
CSSの優遇が効く範囲
プログラム対象のすべての市場、つまりEEA21か国、英国、スイスが対象です。それ以外の市場での費用には影響しません。したがって、欧州と北米の両方に販売している事業者の場合、優遇が適用されるのはアカウントのうち欧州分であり、効果はアカウント全体ではなくその範囲で測定すべきです。