フィードにおける配送料と税
配送料と税は商品データというより設定項目のように感じられるため、概算で済まされがちです。しかし実際には、クリック前に購入者へ提示され、クリック後にはチェックアウトの内容と照合されます。
設定する場所
どちらもMerchant Centerのアカウント単位で設定でき、フィード内で商品ごとに上書きすることもできます。ほとんどのカタログではアカウント単位の設定が適切です。商品ごとの上書きは、大型商品、取扱制限のある商品、追加料金が発生する商品など、配送条件が実際に異なるものに使用します。
見た目以上に正確さが重要な理由
- クリック前に表示されます。Shopping面には配送料が表示されるため、少なく見積もればチェックアウトで離脱するクリックを買うことになり、多く見積もればクリックそのものを失います。
- クリック後に照合されます。フィード内の配送料がチェックアウトの金額と一致しなければ不整合となり、不整合は商品の不承認につながります。
- 掲載順位に影響します。同一の商品が並ぶ検索結果ページでは、送料無料や低額の配送料が競争力のあるシグナルになります。
送料無料のしきい値は典型的な落とし穴です。「50ユーロ以上で送料無料」といったルールは商品ごとの定額配送料としては表現できず、どちらの方向に概算しても、しきい値のいずれかの側で不整合が生じます。
ヨーロッパにおけるVAT
ヨーロッパのShoppingでは、価格に配送先国の税率のVATを含めることが求められます。単一市場であれば単純ですが、越境展開のカタログでは同じ商品でも国ごとに税込価格が変わるため、大きな課題となります。すべての市場で同一の税込価格を使えば、そのほとんどで不整合が発生します。
有効なのは、単一の税込価格を手作業で調整するのではなく、税抜価格と配送先国の税率から国ごとの価格を生成する構成です。
簡単な確認手順
- 価格帯の異なる商品を3点と、配送先国を3か国選びます。
- フィードの価格、ランディングページの価格、そして配送料と税を含むチェックアウトの合計金額を比較します。
- 送料無料のしきい値がある場合は、その上下それぞれで同じ確認を行います。
- 食い違いがあれば、それはまだ表面化していない不承認です。