Google Shoppingのフィード要件
Googleの商品データ仕様は長大ですが、必須なのはその一部にすぎません。押さえておく価値があるのは、商品が受理されるかどうかを決める属性と、そもそも表示されるかどうかを決める属性の違いです。
受理されるかどうかを決める属性
以下は事実上すべての商品で必須です。いずれかが欠けている商品は、掲載力が弱いのではなく、そもそも掲載されません。
| 属性 | 必要な内容 |
|---|---|
| id | 一意かつ変更しないこと。変更すると別の商品として扱われ、これまでの実績が失われます。 |
| title | その商品が何であるかを、購入者が使う言葉で表現します。 |
| description | 配送ポリシーではなく、商品そのものを説明します。 |
| link | 認証・所有権を確認済みのドメイン上にある商品ページ。 |
| image_link | 以下の画像ルールを満たすメイン画像。 |
| availability | in stock、out of stock、preorder、backorderのいずれか。 |
| price | 通貨を含め、ランディングページの価格と一致していること。 |
| brand | ほとんどのカテゴリで必須です。 |
| gtin または mpn | GTINが存在する場合はGTINを、存在しない場合はMPNとブランドを指定します。 |
| condition | 商品が新品でない場合に必須です。 |
表示されるかどうかを左右する属性
仕様上は任意でも、オークションでは決定的な意味を持つ属性です。いずれも、Googleが商品と検索クエリを結び付ける手がかりを増やすものであり、いくつかは検索結果の絞り込みにも使われます。買い手が「青、サイズ42」で絞り込めば、色やサイズを申告していない商品はすべて対象から外れます。
- google_product_category と product_type:前者はGoogleの分類体系における商品の位置を、後者は自社の分類体系における位置を伝えます。
- 色、サイズ、素材、柄、年齢層、性別:アパレルでは必須であり、カテゴリを問わず絞り込み条件として使われます。
- additional_image_link:複数のアングルを掲載でき、クリック率の向上に確実につながります。
- shipping と tax:正確な値を設定すれば、後述の不一致による不承認を防げます。
- sale_price と sale_price_effective_date:価格の整合性を損なわずにセールを表現する方法です。
- item_group_id:同一商品のバリエーションを結び付ける属性です。
画像
Googleの画像ルールは、多くのフィードが想定しているよりも厳格です。メイン画像は商品単体を写す必要があり、宣伝用のオーバーレイ、ウォーターマーク、枠線、焼き込まれたテキストは認められず、プレースホルダーや汎用のグラフィックも使用できません。最小サイズはアパレル以外で100×100ピクセル、アパレルで250×250ピクセルですが、これはあくまで下限であって目標値ではありません。掲載面では画像が大きく表示されるため、小さな画像は事業規模の小ささを印象づけてしまいます。
ウォーターマーク禁止のルールは、画像上に見えるかたちで入る印を対象としたものです。EU AI法が生成画像に求める、機械可読な来歴メタデータと矛盾するものではありません。この標識は目に見えず、画像の上ではなくファイルの中に存在します。
商品が不承認になる理由
- フィードとランディングページの間で価格や在庫状況が一致していないこと。不承認の理由として圧倒的に多く、多くの場合はデータ自体の誤りではなくクロールのタイミングの問題です。
- カテゴリ上GTINが求められるのに、GTINが未設定または無効であること。
- 画像の問題:オーバーレイ、ウォーターマーク、サイズが小さすぎる画像、リンク先が表示されないこと。
- ランディングページの問題:404になるページ、カテゴリページへのリダイレクト、Googleのクローラーがブロックされていること。
- ポリシー上のカテゴリ:制限付き商品や禁止商品であり、フィードの修正では解決できません。
- 商品のカテゴリで必須とされる属性の未設定。特にアパレルで多く見られます。
これらはいずれも、どのCSSが商品を送信するかによって左右されるものではありません。不承認になった商品はどこでも不承認です。切り替えの際によくある誤解なので、あらためて申し添えます。