代理店のためのCSS
単独のショップにとって、CSSは一つの設定にすぎません。しかし30社のクライアントを抱える代理店にとっては、販売し、オンボーディングし、レポートし、請求する対象となる一つの商品ラインです。それを30回繰り返しながら、作業量を30倍にしないことが求められます。
規模が大きくなると何が変わるのか
仕組み自体は何も変わりませんが、運用はまるで別物になります。1件の関連付けは5分で終わる作業です。しかし、それぞれに個別のMerchant Center、個別の請求関係、個別の月次レポートが伴う30件の関連付けとなれば、それはツールで支えるか、担当者を一人つぶすかのどちらかになるプロセスです。
ツールに求められる機能
- 一括オンボーディング。クライアントごとに別のアカウントとログインを用意せずに、クライアントのMerchant Centerを追加できること。
- クライアント別レポート。各クライアントに、そのまま提示できる形で自社の削減額を示せること。
- ワークスペース権限。アカウントを運用する担当者にアクセスを与えつつ、全員に全権限を渡さずに済むこと。
- 請求の一元化。30枚のカードを登録するのではなく、御社宛の請求書1通にまとめられること。
Cobiro Connectは、まさにこのためのマルチクライアント基盤です。一つのダッシュボード、一括オンボーディング、クライアント別レポート、ワークスペース権限、そして請求の一元化を備えています。
いくらで提供するか
多くの代理店は、CSSをサービスとして提供する際、1ショップあたり月額30〜60ユーロを設定しています。この提案が驚くほど通りやすいのは、クライアント側の計算が公開情報だけで成り立つからです。Shoppingに月5,000ユーロを投じているクライアントなら、月およそ1,000ユーロを削減できます。であれば、月40ユーロは交渉の対象にすらなりません。
利益率は確かに魅力的ですが、代理店がこれを手がける主な理由はそこではありません。本当の理由は継続率への効果です。引き継いだ月にShoppingのコストが20%下がったクライアントは、離れていかないクライアントになるのです。
ホワイトラベルが関わってくる場面
他社のCSSを再販するということは、すべてのクライアントのShopping広告にその提供元の名前が表示され、クライアントはいつでも直接契約に切り替えられるということです。自社のホワイトラベルCSSを運用すれば、広告に表示されるのは御社のブランドであり、その関係は御社のものになります。このトレードオフと、その裏付けとなる数字については次の章で解説します。