GTINと商品識別子
識別子は、自社の商品情報と競合4社の商品情報が同じ実物の商品であることをGoogleが判断するための手がかりです。正しく設定すれば比較の対象に入れますが、誤っていれば別の商品の比較に入ってしまいます。
3つの識別子
- GTIN。国際的な商品識別番号、いわゆるバーコードです。ヨーロッパではEAN、北米ではUPC、書籍ではISBNが該当します。メーカーが割り当て、世界で一意です。
- MPN。メーカー品番です。ブランド内では一意ですが、世界で一意ではありません。
- ブランド。買い手が認識している名称としてのブランドで、法人名とは必ずしも一致しません。
送信すべき情報
| 状況 | 送信する情報 |
|---|---|
| バーコードのあるブランド商品 | GTIN、ブランド、判明していればMPN |
| GTINのないブランド商品 | ブランドとMPN、identifier_exists を false に設定 |
| 自社のプライベートブランド商品 | ブランドとMPN、登録済みのGTINがある場合はGTIN |
| ハンドメイド商品や一点物 | ブランドとMPN、identifier_exists を false に設定 |
| 書籍、映像、音楽 | ISBNまたは該当するGTIN(ほとんどの場合、存在します) |
GTINが誤っている場合の代償
GTINが欠けている場合よりも深刻です。誤ったGTINは、商品リスティングを別の商品に紐づけてしまいます。その結果、実際とは異なる商品の比較に表示され、太刀打ちできない価格と並べられ、クリックしたユーザーはすぐに離脱します。GoogleはGTINをメーカーのデータと照合する精度を高めており、確認が取れないものは不承認とされます。
誤ったGTINの最も多い原因は、サプライヤーから受け取ったスプレッドシートです。列が途中で切れていたり、チェックデジットが欠落していたり、表計算ソフトによって先頭のゼロが削除されていたりします。インポート時にチェックデジットを検証してください。
正確なGTINがもたらすメリット
- 商品比較に掲載されるようになります。Shoppingのトラフィックが実際に成果につながるのは、この比較の場です。
- 自社で用意していないメーカー提供のデータを、Googleがリスティングに補完してくれます。
- カテゴリではなく型番を指定した検索クエリとのマッチング精度が向上します。
- AIショッピング機能が複数の販売店をまたいで商品を特定する際の手がかりとして、重要性が高まっています。
identifier_exists
false に設定するのは、メーカー識別番号が本当に存在しない商品に限ってください。オーダーメイド品、ハンドメイド品、ヴィンテージ品、バーコードのない自社プライベートブランド商品などが該当します。GTINが存在する商品で警告を消すために使うのは、その場しのぎの対処にすぎず、比較枠への掲載機会を恒久的に失うことになります。